ケータハム(caterham) superlight R300 H氏 エンジン火入れ

エンジン分解 オイル消費大 の原因は、燃料リーンの為ピストン温度が

上昇ピストンリングの張りが著しく低下 
特にオイルリングが1番影響出てました。

鉄製のブロックなら 前回BDRエンジンに出た症状が出ますが
鉄製ライナーも無くアルミシリンダー アルミピストンの為 
リングの張り低下で終わりました。

分解 序でに クランクメタルの当り コンロッドメタルの当り 
クランクの振れ等 測定し メタルクリアランスも確認しました。

ヘッドは、バルブシートカットのやり直し バルブリフェイス 
ポート修正及び研磨 バルブクリアランス最適化 
バルブタイミングの見直し 等です。

バルブタイミングは、コスワースの指定値よりも
中間トルク型に変更しました。

エンジンを始動し ある程度温めて 各気筒のバランスを
バランサーで確認し軽くブリッピング  
エンジンが燃料不足でストールします。
各部位の最適化でアイドル付近から シリンダーの充填率が
上がってるみたいで全然燃料が足りません 
Lジェトロ方式のECUなら吸入空気量を計量するのでそれなりに
エンジンが動きますが
今回の制御方式は、変則Dジェトロで αN制御(スロットル開度×エンジン回転数)
も関わっていますが、吸入空気量を測っていない為 普通にエンジンが動きません。

1から ECUのマッチングやり直し 決定です。がんばりま~す!!

20160721_car_r300_eng-0001

エンジン搭載中

エンジン搭載中

 

 

 

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